noppyの日々

モンハンメインで不定期更新します

懐かしく深い闇の中で

食べて飲んで、気が付いたら夕方。真冬だが17時にもなれば暗い。俺は思い出そうにも掴めない思春期の感覚をへたれた毛布と共に覆い眠りについた。

そうして見る夢は決まって思い出したくもない家族がまとわりついてくる。俺は肉親が死ぬほど嫌いだ。特に母親は幼い頃から他の兄弟や父を搾取していた。ハッキリとものを言うのは今と変わらなかったから、昔から昨今に至るまでこの日本で傷つかなかった事はなかった。その事に関しては何も後悔していない。しかし、何も許すことは出来ない。
こうやって言葉を重ねている間にも俺の中の憎悪は膨れ上がってしまうだろう。
日本では身元を保証する際に家族等の保証人がいなければ会社に所属したり、賃貸を借りれなかったりする。だから渋々書きたくもない親の名前を書類に載せる時がある。立派な人権侵害だ。何故俺は頼りたくもない人間の名前をいつまでも背負わなければならないのだ。何故俺は自分に正直に生きているだけでこんなにも理不尽に苦しまされなければならないのか。何も理解できない。何も理解したくない。
人の死は願ってはならないが、出来ることなら肉親を消去して欲しい。要らないものを背負って不幸になってきたのは紛れもない事実だから。

先の見えない不安と終わりのない戦いが長く続くと悪い夢を見る。俺が本当に目指したいことはもう分からない。分からなくて頭が止まって怠惰な日々が続いている。
けれど、ネット上とはいえ俺の事を支えてくれる人達と、そして自分の為に少しでも前に進むしかない。積み重ねて力をつけていくことでしか、自身を証明できないのだ。